【パサつき髪卒業】【美容師監修】乾燥する髪に最適!&パサつきを徹底解決!驚きのツヤ髪へ「5つの原因とおすすめ対策」

おすすめのヘアケア

【美容師が徹底解説】40代からの髪の「パサつき」と「うねり」

エイジング(加齢)による髪のパサつきやうねりは、正しい知識で対策できます。

加齢により身体の老化は、誰しもが訪れるものです。

「髪の毛が傷みやすくなった」

「髪がパサつく・うねりが出てきた」

「ヘアセットが思うようにまとまりにくい」

など、加齢により髪質が変化して悩みが出てきた人も多いのではないでしょうか。

【簡単!髪のパサつき自己診断】
▼髪が濡れているとき
・髪をとかしたときに、引っかかったり絡まったりする
・ドライヤーで乾かすときに時間がかかる
▼髪が乾いているとき
・毛先に切れ毛や枝毛が多い
・髪を1本つまみ、根元から毛先まで指を滑らせたとき、キュキュッとした抵抗感がなく、スル    スルと滑る感覚がある
・チリチリしている毛があったり、毛先がゴワゴワして広がったりしている

項目に1つでも当てはまる場合、髪のパサつきが始まっているかもしれません。
「最近、髪のパサつきが気になる」人は、ぜひチェックしてみてください。

なぜ髪はパサついたり、うねったりするのか?

  • 髪の老化: 髪も肌と同じように老化します。髪の内部にある水分量が減少し、キューティクルが剥がれやすくなることで、髪が乾燥し、パサついたり、うねったりするようになります。
  • 頭皮の血行不良: 年齢を重ねるにつれて、頭皮の血行が悪くなり、髪に必要な栄養が行き届きにくくなります。これにより、髪の生成が遅れ、髪が細く弱くなることがあります。
  • ホルモンバランスの変化: 女性ホルモンの分泌量が減少すると、髪のハリやコシが失われ、パサつきやうねりを招くことがあります。
  • 外部からのダメージ: 紫外線、乾燥した空気、ヘアカラーやパーマなどの化学的な処理、摩擦など、外部からのダメージも髪を傷ませ、パサつきやうねりの原因となります。

そこで、加齢による髪の悩みで多くある

・【5つの原因】加齢による髪のパサつきとうねりについて

・【今日からできる】加齢による髪のパサつきやうねりを抑える方法

などについてご説明します。

【5つの原因】加齢による髪のパサつきとうねり

  1. 髪が老化(酸化)している
  2. 頭皮の血行が悪い
  3. 髪の乾燥や傷み
  4. 生活習慣が崩れている
  5. シャンプーが合っていない

髪が老化(酸化)している

実は、髪の毛や頭皮も肌と同じように、老化(酸化)します。

特に次のような特徴がある場合、加齢による髪質の変化が、始まった可能性が高いです。

  • きしみ
  • 広がり
  • チリつき
  • うねり
  • パサつき

人の髪の成長は25歳から40歳がピーク、その後は老化(酸化)していくため髪のケア、頭皮改善を行わなければ、髪の毛の悩みは改善できません。

40代頃になると、ホルモンバランスの乱れやストレスが原因で髪質に変化が現れます。

毛根にある髪を作る細胞が、老化(酸化)により弱まるため生えてくる髪の毛が細くなったり、頭皮や毛穴がたるむことにより、うねりを感じる人も少なくありません。

その中でも乾燥によるパサつきは、老けた印象を招くため保湿を重視したヘアケアが大切です。

髪が老化(酸化)すると、キューティクルが剥がれたり水分量が減少したりします。
それがパサつきやうねりなどの原因となります。

「年齢だからしょうがない…」
「今から改善なんて無理…」と諦めないでください!

実は正しい知識と正しいヘアケアを実践することで、 今日からでも髪質は改善されます。

先ずは、今日からできる「頭皮改善」です。

頭皮の血行が悪い

加齢により、身体の代謝が落ちてしまうため頭皮の血行が悪くなります。

髪の成長に必要な栄養は、血液によって運ばれるため頭皮の血行が悪いと、髪の成長に必要な栄養が行き届きません。

最近の研究では、血流と頭皮温度が髪の毛に与える影響が大きい研究結果が出ました。

頭皮改善の方法には、いくつかあります。

1:隙間時間で、頭皮をマッサージ(ゴシゴシ強い摩擦は厳禁)
2:シャンプー時、シャンプー・ブラシを使う(血行促進、毛穴の汚れにアプローチできる)

ハリコシのある元気な髪の成長には、頭皮の血行促進が欠かせません。

次は、身につけたい「おすすめの習慣」です。

髪の乾燥や傷み

髪は紫外線や熱に弱い特徴があり、日ごろのドライヤーやアイロン、摩擦なども傷みの原因となります。

髪が傷むことで水分量が不足(理想の髪の水分量は10~11%)してしまうため、髪がパサついたり、うねりやすくなったりするんです。

こんな事を言われたことありませんか?
いつのも美容室で、「最近、くせが出てきましたね」言われたことがありませんか?

「私、くせ毛はないはずなのに」
くせではなく、それが“髪のうねり”です。

髪の乾燥や傷みは、パサつき・うねりを招きます。
予防するためには、

  • 日中の外出などでは、日傘や帽子などを被り、紫外線から髪を守る
  • 熱すぎるお湯でシャンプーしない(基本37から38度)
  • ドライヤーの熱風は、1箇所に当てすぎない

などを意識しましょう。

また、誰しもが、今の見える髪の毛を気にしますが、それと並行してとても重要なのが、
新しく、作られる髪の毛】です。
髪の毛も、健康的な血液からの栄養をつかった方が、ハリコシのある髪の毛が期待できます。
その為には、生活習慣の見直しも重要となってきます。

生活習慣が崩れている

食生活の乱れや睡眠不足など、生活習慣が崩れることも、髪のパサつきやうねりの原因となります。
過剰なダイエット、忙しいからと食事をないがしろにしたりは、髪にとっても肌にとっても、デメリットしかありません。

また運動不足などが続くと、身体の代謝が落ちてしまい血行不良やストレスを溜め込んでしまいます。
運動不足を感じているのなら、通勤時、一駅手前から歩いてみるのも良いのかもしれません。

でも、生活を送っているだけでもストレスは溜まってしまいます。
ストレスを溜め込むと、

  • 自律神経が乱れる
  • 睡眠の質が低下する
  • 身体の血行不良が起こる

などがありますので、適度な運動や栄養バランスのとれた食事を心がけることで、ストレスを上手に発散しましょう。

これまでの、4つのうち、1つでも改善する習慣を身に着けるだけでも、
髪の毛の、パサつきやうねりの改善が期待できます。

そして、毎日、必ず誰しもがする「シャンプー」です。
毎日、365日するのに、ほとんどの方が実践していない髪質に合っていないシャンプー選びです。

シャンプーが合っていない

自分の髪質にあったシャンプーを使うことは、とても重要です。
合っていないシャンプーを使用続けると、髪の傷みや頭皮の乾燥にもつながります。

また、宣伝広告に惑わされて購入したり、なんとなくで選んでしまっている方が、余りにも多いです。
髪質に合っていない(洗浄力が高い)シャンプーを使用すると、

  • 汚れが取れやすい
  • 髪を洗ったときの爽快感
  • 頭皮脂が除去しやすい

などの、メリットもありますが、デメリットとして、
【必要以上の洗浄力で髪や頭皮が乾燥してしまう】場合があります。
必ず、自分に合ったシャンプー選びましょう。

市販のシャンプーの大半の主成分は「高級オイル」です。健康な髪質の場合には、問題ないのですが、エイジングが始まってきた場合や、ヘアカラーを繰り返し始めた方には、髪の毛と頭皮にやさしい「アミノ酸系」のシャンプーをお勧めします。

髪や頭皮が乾燥すると、パサつきやうねりの原因にもなるので注意して下さい。

では、【現役美容師が、今日からできるおすすめの対策】について説明します。

その前に、これまでの予習と復習です。

エイジングによる髪の毛のパサつきやうねりの原因と対策

パサつきやうねりを改善するための対策

  • 保湿に重点を置く: シャンプーやトリートメントは、髪に潤いを補給し、キューティクルを保護する成分が含まれているものを選ぶ。特に、エイジングケアにはアミノ酸系がおすすめ。ヘアオイルやヘアミルクなども効果的です。
  • 頭皮ケアは大切: 頭皮マッサージやスカルプケア製品を使って、頭皮の血行を促進し、健康な髪が生える環境を整えましょう。シャンプーブラシ併用が効果的です。
  • ダメージを最小限に: 正しいドライヤーの使い方を身に付けて、濡れた髪の毛への摩擦を減らすために柔らかい素材のタオルを使ったりすると、髪への負担を減らせ早く改善できます。
  • 食事はバランス良く: 髪も体の一部。自身の体が健康的になる事で、老化=酸化を抑えながら、健康的な髪の毛が期待できます。タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取しましょう。
  • 生活習慣の改善: 睡眠不足やストレスは、健康に悪影響を与えるため、規則正しい生活を送ることで、健康的な髪の毛が期待できます。。

その他の対策

  • 相談は髪のプロ「美容師に」: プロの美容師に相談することで、自分に合ったヘアケア方法やヘアスタイルを提案してもらいましょう。あなたの髪の毛のことを一番理解しているはずです。
  • ヘアケア製品を見直す: 市販のヘアケア製品の中には、髪を傷めてしまうものもあります。髪のプロ「美容師」に今使っているヘアケア商品について相談して、今の髪の毛の悩みに合った製品を選んでもらうことも、「髪の悩み」を早期に解決できます。
  • 美容院で「ワンランク上のトリートメント」を: 美容院でのトリートメントは、自宅での頑張ったケアを「効果的に補いながら、ワンランク上の美髪」へ導きます。市販品では補えない栄養を髪に与え、ダメージを補修する効果があります。

おすすめの対策

髪へのダメージを最小限に抑える

・髪と髪を擦り合わせて洗う
・髪を絞って水気を切る
・濡れた髪へのブラッシング
・髪が濡れたまま長時間過ごす

1つでも、当てはまる方は「今日から見直しましょう」

シャンプーの前にブラッシングをする

今日からできるお手入れとしてオススメは、シャンプー前のブラッシングです。シャンプー前に髪についたホコリや汚れを落とすことで、シャンプーの泡立ちを良くすることができます。シャンプー剤は、必ず手のひらで泡立てましょう。シャンプーの原液は、乾燥が気になりだした頭皮には刺激が強いです。また、シャンプーの成分が頭皮に残留しないように、しっかり流すことでも頭皮、髪の毛へのダメージも防ぐことができます。

また、髪の絡まりを抑えて洗うことで、シャンプーの際の切れ毛などによる傷みの発生も軽減。髪のダメージは、ヘアカラーの色持ちにも影響します。ブラッシングの重要性が理解出来たと思います。

ただし、ブラッシングするのにも注意が必要です。次に、効果的に髪をほぐす手順を4つご紹介します。

【ブラッシング手順】
1、毛先部分だけをブラッシングする
2、中間部分だけをブラッシングする
3、頭頂部だけをブラッシングする
4、頭頂部から毛先に向かってブラッシングする

日頃、ブラッシングをなされている方の中には、ついつい4だけで済ませていませんか?少々面倒ではありますが、髪にとっては【1~4】全てが大切なブラッシングです。髪のお悩みが増えてきたという方は、是非、習慣化できるようにしましょう。

ヘアオイルで髪を保湿

年齢(エイジング=酸化)を重ねた髪は乾燥しやすくなってきます。

髪の乾燥はうねりやパサつきの原因。ヘアオイルなどで保湿しましょう。

とくに髪は水に濡れるとキューティクルが剥がれやすくなり、ダメージしやすくなります。

キューティクルとは、髪の中の水分や栄養の流出を防ぐ、大切な役割を持っています。

キューティクルが剥がれることで、髪の水分や栄養が流れ出てしまうため、傷みや乾燥の原因となります。

シャンプー後、ドライヤー前にヘアオイルやヘアミルクを使用すると、ドライヤーによる髪のダメージを保護できるので、習慣化する事をおすすめします。

刺激の少ないシャンプーを使う

頭皮に合わないシャンプーや、髪に合わないトリートメントを使い続けると、うねりやパサつきの原因となり、髪の悩みはいつまでも解決しません。

とくに、洗浄力が高すぎるシャンプーは、頭皮の脂を必要以上に除去してしまうので乾燥肌につながり頭皮トラブルになりやすいです。

年齢を重ねた髪のうねりを改善するためには、エイジングケアシャンプー・トリートメントがおすすめです。

頭皮を乾燥させない優しい洗浄成分や、毛髪補修効果の高いアミノ酸などがバランスよく含まれているので、年齢による髪のうねりやパサつきを抑えられます。

使い続けることで、頭皮環境が整い、髪の毛髪内部が補修され、ハリコシのあるふんわりとした美髪が早く手に入ります。

パサつき髪は、内部もパサパサになってしまっています。この状態の髪の毛にはコンディショナーはあまり効果が出にくいこと、ご存知でしたか?

コンディションとは

・コンディショナーやリンスとは、髪の表面をコーティングするもの。

トリートメントとは

・内部補修をするもの

ですから、パサパサになってしまった髪の毛には、コンディショナーよりも「トリートメント」や「ヘアマスク」がおすすめ。 しっかり中から水分や栄養を入れてあげることでパサつきの改善になります。

  • 髪は濡れたまま放置せず、すぐに乾かす
  • 軽く引っ張りながら乾かす
  • バームやヘアオイルなどを使ってスタイリングする

などがありますので、ヘアセットの方法を順番に解説していきます。

【髪は濡れたまま放置せず、すぐに乾かす】

髪は濡れたまま放置すると、うねりやパサつきの原因になる事はご理解できたと思います。

そして、気を付けておきたい点に「髪や頭皮が濡れたままだと、雑菌が繁殖しやすく頭皮環境が悪化」することです。

頭皮環境が悪化すると、元気な髪が成長しづらくなり、髪にうねりやパサつきが出やすくなります。

①タオルドライをする

髪の毛をタオルドライし、アウトバストリートメントが薄まらないようしっかり水分を拭き取ります。

頭皮や髪の根元からしっかり乾かし、仕上げに冷風を当てることで、キューティクルが剥がれにくくなるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

エイジングによる髪の悩みは、適切なケアによって改善することができます。諦めずに、自分に合ったヘアケア方法を見つけて、美しい髪を保ちましょう。

より詳しい情報を知りたい場合は、美容師や皮膚科医に相談することもおすすめしています。

タイトルとURLをコピーしました